カウンセリングについて

 

当方では,いろいろな心理療法の考え方・視点を取り入れて統合しやすい※ブリーフセラピーの考え方を中心に,カウンセリングを行っています。

 

 あなたがもともと持っている力,持ち味など(※リソース)を最大限に活かすことができるよう援助します。           

 

どのような方法が最も適切かを,ご本人と相談しながら選択していきます。 

 

ご希望に応じて, コミュニケーションスキルアップのサービス(パーソナル研修)も行います。さらに,ご希望に応じて,「今の心の中の状態」を知ることができる「自我状態分析(エゴグラム)」も行っています。

 

( ※ その他,カップル,夫婦,親子カウンセリングも行っています。 )

 

※ 「ブリーフセラピー」について
 ・ 「ブリーフ(brief)」とは,「短期」という意味で,ブリーフセラピーとは,短期間で効率的・効果的に 行うセラピーのことをいいます。

 

  ・ ブリーフセラピーは,「短期療法」ともいいます。様々な治療的アプローチや学派を越えて,効率
的・効果的なセラピーを追及するという意味もあります。精神分析的解釈を利用したり,来談者中心療
法の技法を使用することもできます。 

 

  ・ 柔軟性を持ち,シンプルかつストレートに問題を乗り越えられるよう援助する,という枠組みを
持った心理療法です。

 

  ・ ブリーフセラピーには,いくつかのモデルがあります。その中の一つの「解決志向モデル」では,
病理や原因にこだわるのではなく,相談者ご本人が持っている※リソース ,解決像などに焦点
を当てる方法です。そのため,相談者本人を支え,本人の能力を引き出す,安全で効果をもたら
すモデルです。

 

 

※ 「リソース」について
  ・ 「リソース」とは,資源,資質,能力,すでにあるもの,売り,強み,やれること,持っている力のこと
です。
  ・ 「リソース」 には,”内的リソース”と”外的リソース”があります。
”内的リソース”とは,本人にまつわるもの,興味関心,特技,趣味,持ち味,セールスポイントなど
です。 ”外的リソース”とは,本人の外側にあるもの,家族,友人,学校や職場の仲間,先輩後輩,
知り合い,ペット,宝物,専門機関などです。

 

 

※ 「ナラティブセラピーの考え方」について 
  ・ 相談者ご本人に敬意を払いつつ,非難しないアプローチです。

 

  ・ どのような人も,その人の人生における専門家として位置付けます。

 

  ・ 「問題」は,人々から離れたものとして捉えます。そして,人は本人の人生における「問題」の影
響を減らすのに役立つようなスキル,遂行能力,信念,価値観,取り組み,一般的な能力を豊富
に備えていると考えます。

 

  ・ 相談者とのやりとり(対話・会話)は,その方向性において,一つの正しい方向というものはない
と考えます。 選択可能な分かれ道や小道などが数多くあると考えます。

 

  ・ 一歩踏み出すたびに,いろいろな種類の新しい別の分かれ道などが現われます。そして,相談
者と共に見出すたびに,可能性を拡げていくことができます。

 

 

    <参考文献>
      ・ アリス・モーガン(小森・上田 訳)(2003)  ナラティブセラピーって何? 金剛出版

 

     ・ 黒沢幸子(2002)  スクールカウンセリング・ワークブック  金子書房

 

     ・ 若島孔文・生田倫子(2005) ブリーフセラピーの登竜門  アルテ


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